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2017/02/15

「自分の言葉で表現できる人」を確保する。・・・青山学院大学陸上競技部原晋監督の言葉、骨身にしみります。

今日の日経新聞夕刊の2面
連載「読み解き現代消費」は、
「青学式ゆとり世代育成法」ということで、
青山学院大学陸上部原晋監督の記事でした。

箱根駅伝3連覇達成の青山学院大学陸上競技部の原晋監督が、
「最も重視しているのは、
自分の言葉で表現できる人を確保する、あるいは、
そうした人に育てることだと強調した」、という一節、

ここに私は最近、常々思っていることと符合しました。

それは「自分の言葉で表現できる」こと、そのものを、
日々の仕事の中で、とても重要なことと再認識しているからです。

私は、どちらかというと、
自分の思っていることを、適切なタイミングで、
言葉で説明することを苦手としています。

それができないために、絶句して、涙ポロポロ・・・が
数年前までの私でした。

しかし、さすがに60過ぎて、涙ポロポロ・・・は
耐えられるように成長しました。(やっと、ですが。。。)

でも相変わらず、自分の思っていることを適切な論理構成、
適切な言葉、適切なタイミングで話せているとは言えません。


これができない原因は、わたしの幼児体験というか、
育ちが原因の一つだと思っています。

5人兄弟の長女として育った私、
親から叱られたとき、言い訳は言語同断。
「なぜそうしたのか、そして、それはなぜそうしたか・・・」を
説明する術を知りませんでした。
ただひたすら泣くばかり。

その影響でしょうか、小学校、中学校、高校において、
自分の意見を(「論理的に」…今思えばデスガ)表現できず、
「討論」はとても苦手でした。


ただし、尊敬する両親から叱られたこと、
そのものはありがたかったと心底思います。
それに私の今があるのは、それで育ってきたからだと思っています。


しかし、この歳になって、ビジネスにおいて、
自分の意見を適切なタイミングで
「自分の言葉で表現できる」要素が足りないことは、
私の今の欠点の一つです。
ただただ状況に流され、
「それを考える」ことすらできてない状況に陥っている、、、、。

少しずつ、それを改善・克服することを毎日の課題としています。

今日の日経新聞のその記事では
「考える力が組織を活性化できる」ことを、
私も納得できる形で青学3連覇の実例で示しています。

最近の新聞で、
「周りに振り回される人のナントカカントカ」という本の宣伝を
みたことがあります。

わたしなりの解釈は、そういう人は、
「自分の言葉で適切なタイミングで自分の意見を言えない
から、そうなっている・・・」
です。

私は、これから死ぬまで、
ある程度の生活をしながら生きるために、
仕事をし続けたいと思っています。

それにはほんとに、適切なタイミングで、自分の意見を
「自分の言葉で表現できる」ことが重要だと思っています。


★日経新聞
読み解き現代消費青学式ゆとり世代育成法 考える力、組織活性化
http://www.nikkei.com/article/DGKKZO12929550V10C17A2EAC000/

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