「左遷は終わりではなく、起点」朝日新聞夕刊「左遷をたどって」より
昨日より朝日新聞夕刊2面の特集記事は、
「左遷をたどって」という連載が始まりました。
誰にでも、「逆境」は訪れます。
それをどう乗り越えるかが、その人のその後を左右します。
そういう意味で、今回の連載の主題「左遷」は、
「逆境のなかでどう生き抜くか、生き抜いてきたか」の実録です。
きっと私にもプラスとなる生き方が読めることを期待しています。
そういう中で今日の記事は、
吉野家ホールディングス会長の安部修仁氏。
安部氏はたしか、ここ数年の1か月間、
日経新聞の「私の履歴書」でご自分の出来事を書かれていたと思います。、
そこで読んでいたので、今日の、
安部氏の「左遷」の経緯の記事はすんなり飲み込めました。
今日の記事の中で、心に残った言葉は、
「いま頑張るときだと思えるかどうか。
左遷は終わりではなく、起点になります」
というところです。
まさにその通りだと思います。
左遷だけでなく降格のときも、あらたな出発点です。
この左遷をはじめとする「逆境」のとき。
昔読んだ「逆境に打ち克つ人間学」(童門冬二著)だったと思いますが、
江戸時代のある武士の姿を思い浮かべました。
私も何度か逆境のときがありましたが、そのたびに、
いつも先人の教えを思い出すように心がけています。
下記は今日の安部氏の記事のURLです。
★朝日新聞(左遷をたどって:2)周囲は本人ほど気にしない
http://www.asahi.com/articles/DA3S13059105.html
| 固定リンク
「めぐり合った心に残る言葉」カテゴリの記事
- 松下幸之助著「道をひらく」を読み終えました。530万部突破という随想集は確かに名著と思います。(2023.02.11)
- 「育児休業中のリスキリング」話題沸騰中に、あの「こんまりが『片付けを諦め部屋が散らかっている』」報道が欧米を駆け回っている・・・。(2023.02.01)
- 69歳9か月にして、突然一歩一歩しか歩けなくなった「まさかの出来事」。これが加齢ということでしょうか?(2023.01.03)
- 「silent」シナリオ本が届きました。案外厚いなっていうのが第1印象。脚本ってこうなっているんだ・・と読んでいるとドラマのシーンが思い出されます。(2022.12.26)
- 「silent」ハマってます。相変わらず、会話(セリフ)で心に残る箇所が多々出てきます。(2022.12.03)
コメント