のりっきぃ・バー

先週の大きなできごとであった「２歳のヨシキちゃん、無事に保護」。

今日、そのヨシキちゃんのお母さんと同年代の娘と
１週間ぶりに電話した時の話題の一つがそれでした。

私は、この「ヨシキちゃん、無事に保護」というニュース、
確か８月１５日だったと思いますが、
たまたま仕事が休みだったため
自宅のパソコンのネットニュースで見ました。

私がこの報道でもっとも驚いたことは、
２歳になったばかりのヨシキちゃんが、
「発見者」尾畠さんの「ヨシキちゃ～ん」という呼びかけに、
「ぼく、ここ～・・・」と答えたことです。

ヨシキちゃんは、発見される数日前に２歳になったばかりです。

この歳ではっきりとこのように呼び掛けに反応できた、ということ、
もう３５年以上前の私の記憶ではありますが、
果たして２歳になったばかりの子供ってそうだったっけ？
私の子育ての経験において、この反応は実に驚きでした。

私の経験では、２歳になったばかりの子、
言葉において「聴くことは理解できる」
ただし「話すことはまだまだ・・・」という記憶だったからです。

まだ２歳になったばかりの子が、
呼びかけに対してこの「ぼく、ここ～」という言葉を発したことは、
「ヨシキ君の奇跡」と思ってしまいます。

もちろん、「 尾畠さんの無償の愛の行為」は、もっと驚きです。
こちらも「 尾畠さんの奇跡」だと思います。

が、 尾畠さんの場合、
「長年のボランティア実績による経験値がもたらした奇跡」
と思います。

本当に尊い命、奇跡と奇跡の重なりだったと、
あらためて思いました。

この出来事、心に深く留めておきたいと思います。
それは「 尾畠さんの生き方・考え方」をもっと学びたいという気持ちです。