« 株式相場が悪いときほど、好きな会社の株式の注文時です。 | トップページ | 下の妹にも、還暦祝いに前原光榮商店の傘を手配しました。妹は写真で「届いた傘」をリポートしてくれました。 »

2018/10/29

前橋汀子さん、62歳にして定時制高校に1年間通っていた!!!なんと素晴らしい方なんでしょう(日経「私の履歴書」)

今月の日経新聞朝刊の「私の履歴書」はバイオリニスト前橋汀子さんです。
1日から、ずっとかかさず読み続けていました。

お小さいころからのお話や、ロシアやアメリカのお話などなど、
「音楽家 前橋汀子」として読んでいたのですが、
今日10月29日の記事には、唖然としました。

なんと、62歳にして定時制高校に1年間通っていた!!!というお話が
掲載されていたのです。

本格的にスラブ民族史を学びたいと思ったとき、
ご自分が高校を中退してソ連に留学していたことに気づき、
高卒の資格を取ろうとなさったとのこと。

紙幅はそれほど多くはなかったのですが、
62歳で定時制高校に通われていたときのことが書かれています。

「前橋氏が62歳のころ」と言えば、音楽界のみならず、
各界で名声をあげられていた時期だと思います。

それなのに、こうした時期があったことを執筆され、
「これから人生を切り開いていく若者たちと一緒に学べたのは得がたいい経験だった。
 勇気と力をもらえた気がする」と締めくくられています。

この時期、スケジュールもびっしり埋められていたことと思いますが、
授業に15分遅刻すると欠席扱いになるらしく、
「自転車で猛ダッシュして滑り込みセーフの日もあった」とのこと。

「スゴイ!!!!!」と正直思いました。

前橋汀子氏の「私の履歴書」には、当初から私が知らなかったことが、
ゾクゾクでてきました。
私には「努力家・・・見習いたい」という一面が毎日増幅されていました。


しかし、今日の記事で、「これほどのことがあったのか」と
全く想像すらしてなかった新たな一面を知りました。

「バイオリニスト 前橋汀子」氏の演奏は、
益々、深みが増して私に聴こえてくることでしょう。


昨日の記事が
「前橋汀子(27)妹・由子 最高の伴奏、心の支え 息ぴったり、唯一無二の存在」
でお妹様のことを
「我が家は姉の私に財産をつぎ込んでいたから、妹を私立の学校に行かせる余裕はない。」と書かれていただけに、今日の記事は染み入りました。


★私の履歴書前橋汀子(27)妹・由子 最高の伴奏、心の支え 息ぴったり、唯一無二の存在  
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO36965970W8A021C1BC8000/

|

« 株式相場が悪いときほど、好きな会社の株式の注文時です。 | トップページ | 下の妹にも、還暦祝いに前原光榮商店の傘を手配しました。妹は写真で「届いた傘」をリポートしてくれました。 »

音楽」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

文化・芸術」カテゴリの記事

自己啓発」カテゴリの記事

めぐり合った心に残る言葉」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 前橋汀子さん、62歳にして定時制高校に1年間通っていた!!!なんと素晴らしい方なんでしょう(日経「私の履歴書」):

« 株式相場が悪いときほど、好きな会社の株式の注文時です。 | トップページ | 下の妹にも、還暦祝いに前原光榮商店の傘を手配しました。妹は写真で「届いた傘」をリポートしてくれました。 »