のりっきぃ・バー

このブログに今日のこのことを書いて、
いっさい、JR東日本を責めるわけではありません。

乗務員といえども同じ生き物ですもの・・・、

でも、約30年間、毎日、JRを通勤で利用していて、
大変珍しい車内放送に出会ったので、書き留めたく・・・。

今日のJR東海道線横浜駅上りホーム、
ほぼ3分置きに発車している、朝の通勤帯。

そこに時間通りにホームに到着した電車、
いつもの通り、大混雑、
頑張って乗り込むと、聴き慣れない車内放送が・・・・。

「乗務員が腹痛のため、この電車、暫く停まります・・・」
なんと、正直で珍しい！！
おそらく初めて聞くアナウンスにちょっと驚きも。

15両編成の東海道線、少なくとも乗務員は、
運転手、車掌、グリーン車車掌１～2名、
計最低３～４名は乗られているはずです。

車内放送している人は落ち着いているので、
一体この方以外、だれが腹痛で苦しんでいる？？・・・・。

このブログでお知らせしている通り、
私は腹痛というか慢性的な「突然下痢症状」の持ち主ですので、
その乗務員さんの必死度がわかります。
きっと今、大変だろうな・・・て。

しかし、結果、ほんの数分の停車で、
電車は発車しました。

横浜駅を出て通常の、車掌さんの肉声アナウンスは、
「乗務員の体調不良により、発車が遅れて申し訳ございません」
そして
「これにより、運行状況に影響はございません」と発せられたこと。
このアナウンスも通勤者にとって重要なポイントです。

数分の遅れなら、登り途中のスピードを上げることで
遅れをカバーできることは乗っている人みんな
たぶんわかっているので、
超満員の電車の車内はいつものように平静を保ってました。

私は日本の交通システムは、技術・サービスとも
世界一素晴らしい、といつも思っているので、
こういう珍しい現象、機械的でなく人間性がある対応に、
暖かい気持ちになりました。

これに付随してもう一つ発見、
「乗務員の腹痛・体調不良」というアナウンスは、
車内でのみ聞けました。

これまた超満員の横浜駅ホームのアナウンスは、
「現在、車内点検中のため、この電車暫く停車します」でした。
これも、あったかみのある、アナウンスだと思います。

さすが、JR！！！と思った今日の朝でした。