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2020/10/27

出口治明氏の本、読み終えました。「数字・ファクト・ロジック」という言葉が腹に染みています。

出口治明氏の「還暦からの底力」を数日前に読み終えました。
「へぇ~」「そうなんだぁ~」・・・と、私にとって、
トリビア(豆知識)的なこと満載でした。

今一番、心に残っている言葉は、
大事なのは「数字・ファクト・ロジック」。
そう、これはビジネスの世界では必須の項目です。
絶対、これを念頭に、どんなミニマムな仕事でも、
これを第一に進めるぞ!!!と決意した次第。


まず「数字」。
10数年前の私は、なんと、
「たくさん」「みんな」「たいへん」「さいきん」「ずっとまえ」とか、
という言葉で量や時間を表していました。
これはビジネスの世界では絶対通用しない言葉です。
これについては、遅ばずながら67歳にして、
仕事をするうえで日常気にしていることです。
具体的な数値や日付で話せるようにしています。

2番目の「ファクト」
これも仕事をするうえで重要視している項目です。
そう、事実を把握する、これはとても大事な要素です。
特に出口氏は、「エピソード」と「エビデンス」は違うと述べています。
この点は、この本で気づきました。
「ファクト(事実)」は「エビデンス」が重要と改めて認識しました。

3番目の「ロジック」
これは私が最も不得手とするところです。

人に何かを伝える際、ロジックに従って話さないと、
「話があっちこっちに飛んでいて何をいっているやら・・」
「一体何を言いたいの?あなたは!」になってしまいます。

育ちのせいにしようとは思いませんが、
小さい頃、親から怒られたとき、泣いてばかりでした。

叱られた行為について
「なぜそういう行為をしたか」を言えれば、
親も納得したかもしれません。

しかし、そういうチャンスはありませんでした。

67歳になった今、このロジックについては、
時々「タラレバ」を思うことがあります。

親に、行為を叱られたとき、
親に、「なぜそうしたのか」を尋ねられてそれについて答え、
さらに「なぜそうしたのか」を尋ねられ、そして答え、
「ではなぜそうしたのか」を問われ続けていれば、
もっと、論理的な考えができる自分になっていたかもしれません。


「なぜ」「そうしたのはなぜ」「ではなぜそうしたのか・・」と、
少なくとも3度の「なぜ」の質問に答えていれば、
(まるでトヨタですが・・)
演繹法でも帰納法でもなんなりと自分の気持ちを即座に
分析して発言する論法を養えていたかもしれません。


しかし、しかし、まだ67歳。
出口氏によれば、60歳はまだ人生の半分とのこと。
(その計算は本に書いてありました)

まだまだ私は進化する余地があります。

どちらにしても私がこれからも働くためには
「数字・ファクト・ロジック」が重要な要素です。

それと、もう一つ、本に書かれたいた印象的な言葉
「今が一番若い」。
たしかにそうです。!!

★講談社現代新書「還暦からの底力―歴史・人・旅に学ぶ生き方」
https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000276047

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コメント

コメントありがとうございます。

>60歳はまだ人生の途中…
そうなんです。
出口氏は「60歳はまだ人生の半分」といっています。

その計算の根拠は、
「ひとは大体20歳頃から人生を独自で歩み始める、
その60歳はそれから40年経過している。
100歳生きるとして、60歳はあと40年生きることになる。」
つまり、ほんとに60歳は人生の半分なんですよね。
若い頃の私は、こういうこと想像もつきませんでした。

>いつも楽しみに拝読しております
ありがとうございます。

毎日の生活の中で、
感動したことや面白いことを発見したときなど、
これからも書かせて頂きます。
引き続きよろしくお願いします。

投稿: 木場典子 | 2021/02/10 23:45

60歳はまだ人生の途中…
なんて前向きな考え方なのでしょうか!
ついつい年齢のせいにして
後ろ向きになってしまったり
腐ったり、投げ出したり、悪態ついたり
してしまいますが、心強いお言葉です

のりっきぃさんの言葉に
同じ女性として、共感し勇気づけられます
のりっきぃさんのように
おおらかに受け止められるように
なりたいです

いつも楽しみに拝読しております

投稿: | 2021/02/10 15:12

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